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伝説の少女、再び。


2016年7月30日,31日 愛知県安城市 安城市民会館

執筆:大塚智子


先週は愛知県安城市に行ってまいりました。私が入社した2012年以来の約4年ぶりです。


当時の私は、全く違う職種から転職していて、正直なところ「小さな子が読めない外国絵本を見る」ということが、あまりピンときていませんでした。その時武田が私に話してくれたエピソードがあります。 

「かなり以前、ある展示会で、3歳くらいの女の子が、土曜日4時間、日曜日3時間半、2日かけて7時間半見ていったよ。」 その女の子は、一枚一枚の絵を一生懸命眺めていたそうです。そして、もちろん憧憬社のお客様になって下さったとの事、その子は、後に憧憬社の社内で「伝説の少女」と呼ばれるようになります。


2012年、前回の安城市の展示会で、その少女は私の目の前に現れました。素敵な小学5年生となって、お母さんとまた来てくださったのです。そして何と、また新しく絵本をお届けできることになったのでした。

私が憧憬社の絵本を見て育った子に出会ったのは、その時が初めてでした。とても素敵な小学生で、別に絵本が直接その子を育てたわけではないけれど、絵本が大切にされるような環境で育った子は、かしこさと、あどけなさが同居していて、とても生き生きしているんだ、と感じたのを覚えています。


そして4年ぶりとなった今回・・・その伝説の少女がまた来て下さいました(涙) より素敵な中学3年生となった彼女は、交換留学生のアメリカの女の子と一緒に来られて、英語で絵本の説明をしていらっしゃいました。感無量です。あとからお母さんと小学3年生になられた妹さんも来てくださって、子どもにとっての4年間の大きさと成長を実感いたしました。本当にありがとうございました。


また、つい数ヶ月前、愛知県内の別の町のえほん展で、絵本をお届けしたご家族*が、たくさんのお友達と一緒に来て下さいました。お届けした当初は、あまり絵本に興味をしめさなかった男の子二人が、今では寝る前に「読んで」と持ってくるようになったそうです。5歳と2歳の男の子なので、最近はいろんな質問をしてくるようになり「子どもが読める広辞苑が欲しい!」とお母さんが嬉しそうに嘆いていらっしゃいました(^^) これからのお二人の成長が楽しみです。


全国にいらっしゃる憧憬社のお客様。いつかまたお会いできますように。

憧憬社の旅は続きます。次回は埼玉県草加市です。


(* このご家族は、のちに〇〇さんとして、このブログに登場することになります。)

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